黄泉津比良坂に雪が降る

ふわり、ひらり。

師走。

年末になると皆忙しそうだ。空気もくるくる動き回ってる感じがする。

そんな中私だけが不調で動けずにじっとりと時を過ごしてる。

時間の流れが此処だけ違うんじゃないだろうか、という程に動きが無い。

その方が私は好きだから良いのだけれど、体調不良が続いて気分も滅入り勝ち。

 

毎日は無理だけれどお散歩しよう。寒いけど。僅かでも日光を浴びよう。

密やかに息をする。

とろりとした蜜の様な空気が好きだ。

柔く温い糖蜜で包む様な空気の中、何もせず、生きてる音を聴く。

何処かから聞こえる生活音。葉擦れの音。衣擦れ。鼓動。

ただ何も考えず、それを音として受ける容れ物のように。

 

生きてる。って感じる。

人が。世界が。

 

埋もれる様にその中で生きている。

密やかに、かぼそく息をしながら。

 

しあわせ。

やさしく、ありたい。

いつもそう思ってはいるけれど、果たして私はそれがちゃんと出来ているだろうか、と。

ただの独りよがりになってはいないだろうかと。

 

優しくされた分、私もそれを返したい。

だけどどうやって?どうしたら?

いつもそう思って、自分の掌を見つめる。

 

もし酷くされたとして全てを許す事は出来ない。私は心が狭い。

ならば笑顔で隠せばいいのだろうか。

寂しさも悲しさも苦しさも、笑顔で隠して内側に押し込めて。

顔で笑って心で泣いて。なんてよく言うけれど、心で泣いて内側に溜まった涙は何処へ行くのだろう。何処へも行けず、海になってしまったら心が溺れてしまうじゃないか。

 

こうやってくよくよ考えては、いつも溜息を零してしまうのだ。

 

 

私の『やさしい』は、何処にあるのだろう。

かくん、と。

最近眠りの入り方がおかしい。

睡眠障害なので入眠がうまくいけば取り敢えず4時間は固いけど、大体うまくはいかないから大体一時間おき位に目が覚めてしまうのがデフォだった。んだけど。

最近は何故かすこん、と何かの拍子に落ちては落ちた事に驚いて目が覚める、みたいなのを最近繰り返してる。あれって肌がぞわっとするから好きじゃないんだよなぁ。どうにかならないかな。

この時期は末端冷え症の私には辛すぎるのでほかぺだろうと布団だろうと毛布の中に湯たんぽ入れてるんだけど、その所為かなぁ。というかそれ位しか変わった事してないんだよなぁ…。

 

週一とかでいいから10時間夢も見ずにぐっすり!とかしてみたい。4~5時間睡眠ってきっと体にも心にも悪い、気がする。

縫物。

今日は一日針仕事。

ずーっとやりたかったカーテンの解れを徹底的に直して洗って干して、の繰り返し。

ああいうのって一か所解れると、ぴーって全部取れちゃうんだよねぇ。

いっそ新しいカーテン欲しいなぁ、薄紫か薄桃の少し明るめの。

今使ってるのが渋めの緑で、光吸っちゃってるのかな、お部屋が暗く感じる、気が。

でもそうなるとレースの方も欲しくなっちゃう。うむむ、散財の気配。

 

やっと一段落ついたーと思ったらもうこんな時間。そろそろ夕飯の支度しないと。

はぁやれやれ、ずっと同じ体勢だったから体がばきばきなんだけどなぁ。

 

今日はお昼に仕込んだ紅茶豚と海老のオーロラソース和えにしよう。ぷりぷりの海老が食べたいのだ。

ぽきぽきぽっきー。

の日、だそうで。

とは言っても何かをする、という事もなくもうすぐ終わるんだけども。

あとなんだっけ、プリッツもそうなんだっけ。それときりたんぽの日、だとか。

まぁ細長い棒状の物だったら当て嵌まっちゃうんだろうなぁ。

 

今日はやたら眠い。

多分昨日すごく泣いた所為なんだろうなぁ、瞼が重いのです。

あ、別に凄いドラマがあった訳じゃなく、おやつの出来が悪くて悔し泣き、だったんだけども。思った通りに出来ないと悔しいですなー。作り直したら成功?したんだけど。

 

今日は早めに目を休めよう。大好きなゲームはお休み。

冬の雨。

朝から水の匂いがする、と思ったら雨。

冬の雨は骨身に染みる程冷たく尖ってて、それでもいっとう澄んでる気がして嫌いじゃない。

…まぁ冷え症にはこの水分を含んだ冷たい空気は堪えるんだけど、も。

 

昨日おやつに、と焼き上げたブラウニーがちょっと失敗作で、粉が多かったのか思ったようにしっとりした感じにならずスポンジ感を主張する出来だった。

ので、少しでもしっとりしろー!と足掻いてオレンジリキュールを表面に塗って、アルミ巻いて寝かせてる。まずくはない、まずくはないんだけどやっぱり納得は、いってない。

でも勿体ないから同居人のお弁当に添えてあげよう。今日はおやつ付おべんとですぞ。

 

さて、今日も一日、がんばるぞい。むん。